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2011年10月3日月曜日

改造!! マイティフロッグ4WD エピソード14 ついに完成!マイティフロッグ4WD!!

ついに完成しました。マイティフロッグ4WDが。
え?前回のエピソード13で完成してたんじゃないかって?


はい。確かにシャーシが完成したと言いました。
しかし、その後の走行実験により、急発進などの強い負荷をかけると、リアのギアが空回りすることが判明したのです。


再び、大きな改良をしなけらばならなくなり、前回のものは完成形ではなくなってしまったのです。


最初は、中央部のベルトテンショナーを疑いましたが、ここをいじっても改善しませんでした。


うすうすは感じていましたが(恐れていた?)、これではっきりとしました。
リアのギアボックス内のベルトがうまくいっていないことを。


しかし、ギアボックス内のベルトをイジろうにも、もはや改良を加えるだけのスペースがないのです。


4WD化計画の断念も考えました。
問題が解決できなければ終わりです。
ここまできて・・ですが。
そうなると無惨なカエルが残るだけです。


部品取りになる運命か・・・(ΠΔΠ)


否、これは始まりなのだ!!
何度、このカエルに悩まされてきたことか!!
れんぽぅ・・・。


どこかで聞いたようなセリフはこの辺にして、結果から申しますと、何とかなりました。


大手術でした。


ギアボックス外郭に穴を開けてスペースの限界を無くし、少しベルトを外部に出すことで、がっちりと空回りしない状態とすることができました。


さすがに、この大手術には腰が引けました。
いざ外郭切除!となると「他の方法があるのではないか」とためらい、ニッパを握りしめてギアボックスと相対しながら、にらめっこをするという状態が続きました。


自分の低い技術力で大丈夫なのか、という心配もありました。


しかし、いくら考えても他に方法はなく、「えぇい、ままよ!!」と思い切ってニッパでパチリと切断面を入れました。
少し心が痛みました。
カエル君ごめん。


大手術は2時間ほどで終了しました。


再び電源をONにして、室内で発進、ブレーキをしてみたのですが空回りしません。
数回繰り返しても駆動状態はとても滑らかです。
手術は成功です。
ほっとひと安心ですヽ(*´¬`)ノ


本エピソードでは予定していた野外でのダート走行実験は中止し、完成したマイティフロッグ4WDを発表する場とさせていただきます。


前回からの変更点は以下のとおりです。


□変更点□
1 シャーシ中央部分ベルトテンショナーの位置の変更
リアギアボックス内のベルトテンションを上げることとなったので、モーターの負荷を減らすために、中央部のベルトテンショナー位置をわずかに変えて全体のベルトテンションを下げました。


2 シャーシ強化
シャーシ中央に強化パイプを入れて、少しだけ強度を高めました。
やはり強度が不足しているような気がするので、外していた標準パーツを取り付けたのです。


3 コード類を整頓
ごちゃごちゃしてて、ボディーを載っけるのにもひっかかりそうでした。


4 リアスタビライザーを青色に

青色のリアスタビライザーに変更したことにより、シャーシの配色に統一感を出しました。
ちなみに、スタビライザーについては、もう少し太めのものにしたかったのですが、現時点においては適当なものがなかったので、より良いものが見つかった時点で取り替えたいと思っています。



5 ギアボックスの改良

最後の、そして最大の変更点であったことは、前述のとおりです。
これにより、ベルトの一部が外部に露出して防塵性が大きく損なわれています。
露出部分にはベルト保護と防塵のためのカバーが必要です。
プラ板等で自作して取り付けようと思っています。
ちょうどいい長さのベルトがあればこんなことになならないのですが、意外と径の小さいベルトってないんですね。

上記の改良によって完成したマイティフロッグ4WDの特性は以下のとおりです。


☆特性☆
1 復古主義
ボディーをホワイトとピンクのツートンにしたり、ESCスイッチをフレーム横に取り付ける等、カエルの基本シルエットは残しています。
そして、カエルの象徴である独創的なフレームと2本のアンテナは外せません。
非常に個性の強いギアボックスと高い取り付けられたモーター、そして、セクシーなブーツも絶対に必要でしょう。
カエルとしては。


2 高度な技術は使われていない。
高度な技術など有していないので・・・。


3 構造がシンプルで頑丈である。
頑丈さは大事でしょう。ころんでも起きあがるカエルとしては(起きあがったところを見たことがありませんが)。


4 高いメンテナンス性
どろんこになっても安心でなければダート走行はできません。
ただ、もう少し防塵性を高め、「メンテフリー」な車体に仕上げようと思っています。


5 高い自由度
ベルトテンション等設定の自由度を高くしています。
これは非常に便利です。
ただ、フロント及びリアのダンパーステーについては、もう少し改良の余地があります。


6 安価である。
カーボン板等の高価な部品及び材料はいっさい使っておらずエコノミー仕様である(笑)。
上記5のベルトテンションの自由度をもたらしたタミヤさんのユニバーサルプレート(穴の開いた樹脂板)は多用しようと思います。とにかく安価なうえ、とっても丈夫です。


7 ほんの少しだけ便利なアイテムも・・・
復古主義に反しますが、ほんの少しだけ便利なもの利用しています。
前後のユニバーサルシャフト化、動力とサーボのブラシレス化等です。
これらも外せませんよね。


8 未知数の性能
これは速いという意味ではありません(-_~-)
ここはあまり触れないでくださいな・・・。



いや~、長かったです。
え?真剣にやれば3ヶ月くらいでできたのではないかって?
たしかにそのとおりですが、私には集中力がないのです。
それにブログ開始前は、何度か諦めかけたし。
しかし、ブログを始めて以降、諦めることなく(リアギアボックスのベルトに欠陥があることが判明したときはさすがに諦めかけた)作業スピードは加速しました。


これはひとえに本ブログを見ていただいている皆様のおかげです。


最後に、突然ではありますが、「改造!!マイティフロッグ4WD」は本エピソードをもって終了とさせていただきます。


予定では試験走行と総括をやることになっていましたが、試験走行は1回で終了というものではなく、また、十分に走らせた後でなければ総括は不可能であると判断し、総括はシーズン2にて行いたいと思います。


え?シーズン2!?


なんだか海外ドラマのような・・・。


そうです。
少し休憩を入れてから実走編である「改造!!マイティフロッグ4WD シーズン2」を開始しようと思います。


これまでやってきたものはシーズン1(作成編)ということになります。


後付けシーズン1・・・ますます海外ドラマっぽく・・・。


シーズン2では、実走させて基本性能を確認し、ウイークポイントの改良及び補強等をやっていきたいと思います。
できたら軽量化も・・・やりたいな。


最初は公園等で走らせて、操作性やジャンプ距離、着地時の安定性等を確認したいと思います。


特に問題がない場合、もしくは判明した問題点を改善した後に最寄りのコースで激走させようと思います。
コースでもたもたしてたら迷惑になるので、事前のセット出しは必須です。


走行結果は、シーズン2で静止画及び動画を交えて公開します。


「どこのコースに行こうかな」と今からワクワクです。
改造のことは誰にも言わず、ひっそりとやります。
こっそり、ひっそりとね。
そのために「目立たない改造&カラーリング」にしたのです。


赤色にしなくてよかった。
「あいつ3倍おそいぜ」等と揶揄されることはない。


それでは完成したマイティフロッグ4WDを公開します。


前からの撮影です。
ボディーを外してネイキッド状態です。
スイッチを昔風に取り付けちゃいました。
後ろからの撮影です。
スタビライザーが少し貧弱なのが残念です。
ちょうど良い物を見つけたら交換しようと思います。
始めて公開した画像も、このように前後からのショットでした。
その時からずいぶんと構造が変化しました。




斜め前からの撮影です。
コード類を束ねるなどして、ずいぶんとスッキリとしたでしょう?






真上からの撮影。
リアと比べてフロントのトレッド幅を大きく取っています。
これはストレートとコーナーの安定性を高めるためのセッティングです。


ボディーを載せて斜め上から撮影。
基本的にノーマルカラーです。
ただし、あまったステッカーを少しだけ貼っちゃった。
今から思うと少し蛇足感が・・・まぁいっか。


前からの撮影。
2本のアンテナとその上でひるがえるフロッグフラッグ!
銀色のサイドガードもあやしく光る。


後ろからの撮影。
青色のスタビライザーと黒色のブーツがセクシーです。






今シーズン最後ということで、室内で実施したテスト走行等の様子を動画で公開します。
8年くらい前に購入したデジカメでの動画撮影ですので、低画質です。
ちなみにこれまでの撮影は、このクラシックなカメラで撮影しています。





メンテナンススタンドに載っけて駆動状態を確認するためのテストです。
4PKのスロットルトリガーを恐る恐る引いて確認しましたが、特に問題はありませんでした。







右手プロポ、左手にカメラという状態での走行テストです。
左手がカメラでふさがっているので、ステアリング操作はできず、前進後進のみです。
また、狭い部屋での走行だったので、そろ~りとスロットルトリガーを引きました。
スムーズな駆動音に少し安心しました。





カメラを固定しての走行テストです。
左手は自由になったものの、狭い部屋なので・・・。
ゆっくりと安全運転です。


これらの動画はYouTubeでも公開中です。
「マイティフロッグ 4WD」で検索してみてください。


今後は、もう少しましなビデオカメラを購入して、まめに記録していきたいと思います。
そして、その動画をYouTubeで先行公開していきます。
シーズン2では、静止画像とYouTubeで公開している動画の数点を説明付きで公開します。




さて、シーズン2は少し休憩した後に開始します。
正直申しまして疲れましたε- (´ー`*) 
完全に「改造」というものをなめてました。


予告していた「ホットショット系シリーズ」は「改造!!マイティフロッグ4WDシーズン2」以降となりますので、来年に入ってからとなります。


それでは、「改造!!マイティフロッグ4WD シーズン1」は、これにておしまいです。
ご閲覧、ありがとうございました。


→シーズン2へとつづく→



☆参考ブログ
休憩ルーム 第五夜 
~エピソード14の残光~:http://whitepandakun.blogspot.com/2011/10/14_10.html


☆「改造!! マイティフロッグ4WD シーズン1」のラインナップ☆
エピソード1:http://whitepandakun.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
番外編(ちょこっと休憩):http://whitepandakun.blogspot.com/2011/08/blog-post_29.html
エピソード11:http://whitepandakun.blogspot.com/2011/09/11.html






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